ニキビに特効薬のベンザックACジェルとは

 ベンザックACジェルはフランスの会社が開発したニキビ治療薬で、ニキビの原因となる古い皮膚を取り除くことで、新たなニキビの発生を予防する作用がある薬です。ニキビの原因は古い皮膚が毛穴をふさぐことで毛穴に皮脂がたまり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症が起きることです。ニキビ治療薬としてはアクネ菌の繁殖を防止するような抗生物質を使うのが一般的ですが、ベンザックACジェルはより早い段階でニキビを食い止める薬と言えます。この薬は日本では処方されませんが、別に販売が禁止されているわけでもないので、海外通販での購入は可能です。
 ベンザックACジェルの優れた点は、皮膚の常在菌のバランスを崩さないことです。抗生物質系の薬はニキビの原因となる菌だけでなく、肌の健康の役に立つ菌まで殺してしまいます。その結果、ニキビが治った代わりに他の肌トラブルに見舞われることがあります。また抗生物質を長い間使用すると菌が耐性を付け、効果がなくなることがあります。対してベンザックACジェルは菌を殺す薬ではないので、安心して長期間使用できるのです。
 ただし抗生物質系の薬とは別の副作用も存在します。古い角質を取り除く、言ってみればピーリング薬なので、肌が乾燥してかゆくなったり赤くなったりといった症状が出ることがあるのです。これは日本でニキビに対して用いられる処方薬のディフェリンと同じ副作用です。このような副作用は大体一ヶ月ほどで消えることが多いですが、あまりにひどい場合は過敏症の可能性があるので、別の薬に切り替えた方がいいでしょう。またベンザックACジェルの使用中は、角質が薄くなって肌のバリアー機能がやや低下しますので、直射日光を避けた方がいいです。